中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

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第十九课 差不多

今日は、差不多(chà・buduō)です。

差不多は、中国人の本質をつく言葉ではないでしょうか。留学中に差不多先生という話を聞いたことがあります。差不多先生とは、アバウトな人のことです。完成品を1とすると0.8や0.9ぐらいの位置づけでしょうか。

差不多には、形容詞と副詞の意味があります。

形容詞の用法

意味1:一般の、大多数の(名詞を修飾します)。

例:差不多的农活儿他都会久。

意味2:あまり差がない,似たりよったりである。

例:妹妹俩的长相差不多。

ちょっと違うって感じです。

副詞の用法

意味1:ほぼ,ほとんど。

用法1:差不多 + 動詞(数量や程度をあらわす単語とともに用いる。)

例:差不多等了两个小时。

用法1:差不多 + 形容詞(数量や程度をあらわす単語とともに用いる。)

例:两个箱子差不多一样重。

用法1:差不多 + 数量 [+名詞]。

例:这个工厂已经办了差不多六年了。

日本語でもほぼダメだねなんて言いますよね。その感覚です。

差不多先生は、電車に乗り遅れてもほぼ間に合ってるじゃんと乗れなかってことに文句を言う話です。日本じゃあり得ませんね。

それでは、また。