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もうこれで忘れない四字熟語その16 夜郎自大(Yèláng zìdà)

こんにちは、ゆうがです。今日の四字熟語は、夜郎自大です。

夜郎自大(Yèláng zìdà)

これは、司馬遷の『史記』のお話です。

むかしむかしの事じゃった。漢王朝のころ、首都長安から遠く離れたところに夜郎国という国があったそうな。その王は、自分の国から出たことがなく、世の中のことはよく知らなかったそうなんじゃ。ある日、漢王朝からの使いが来て王に謁見すると王は、興味津々でその客人に質問した。「そなたらの漢王朝は、夜郎国よりどのくらい大きいんだ。」それを聞いた客人はどうしてこんなに無知なんだこの国の王はと思ったと言うことじゃ。

どこにでもあほはいるもんじゃの。真笨!

これは、みの程知らず、むやみに尊大ぶることをたとえています。

例文:有些人取得了一点儿成绩就沾沾自喜,夜郎自大。(一部の人はちょっといい成績を取ったからと言って満足し、有頂天になる。)

夜郎自大類義語は、自高自大(zì gāo zì dà)、妄自尊大(wàng zì zūn dà)や高傲自大(gāo ào zì dà)になります。

この四字熟語は、日本の井の中の蛙、大海を知らず。にあたります。若いころはよくありがちですよね

今日の四字熟語はためになりましたか。それでは、次回の四字熟語で