使ってみよう中国語の慣用句・ことわざ・四字熟語 [ 于美香 ]
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こんにちは、ゆうがです。今日の四字熟語は、专心致志です。
专心致志(zhuān xīn zhì zhì)
これは、『孟子』のお話です。
むかしむかしの事じゃった。囲碁の名人の秋と言う人がいたそうな。秋には、二人の弟子がいたのだが、二人はまったく正反対の性格だったんじゃ。一人は、先生の言うことをよく聞き修行に励んだが、もう一人は、窓の外を眺めたり、頭の中で遊びのことばかり考えていた。先生の元を二人が去る時、一人は素晴らしい腕前の棋士となったが、もう一人は、なにも身につかずに終わった。最後に先生は、この二人の弟子に「どんなことをするにも一意専心でやらなければ、成功しないのだ。」と言葉を送ったということじゃ。
この先生、囲碁はうまいが、人を見る目はなかったてことじゃの。真笨!
これは、一心不乱に勉強して初めて物事が成就することを表しています。
例文:无论做什么事都要专心致志,不能三心二意。(どんなことをするにも一意専心でやらなければならず、あれこれ迷ってはいけない。)
专心致志の類義語は、聚精会神(jù jīng huì shén)、全神贯注(quán shén guàn zhù)や心神专注(xīn shén zhuān zhù)や一心一意(yī xīn yī yì)になります。
反対語は、三心二意(sān xīn èr yì)、心不在焉(xīn bù zài yān)、心猿意马(xīn yuán yì mǎ)、漫不经心(màn bù jīngxīn)になります。
この四字熟語は、努力なしに精進なしてことですね。今も昔も変わらないんですね。
今日の四字熟語はためになりましたか。それでは、次回の四字熟語で