「中国の子供はどう中国語をおぼえるのか」この本を通して中国語学習のヒントをえるその9回目です。
京京ちゃん(著者の娘さんです)は、方向補語をうまく使えるのですが、うまく使えないときがあります。ある時
妈妈, 洋一去过我们家(ママ、洋一はうちに行ったことあるよね)
ここでは、話し手の視点で表現しなくてはいけないので来でなくてはなりません。
妈妈,昨天我们来这儿(ママ、昨日私たちはここに行ったよ)
これも来じゃないとだめです。現在のことで来と去は使えても過去の事をいう時はどうしたらいいのかわからなくなるようです。そこで、京京ちゃんは、
妈妈,我到过洋一家,洋一也到过我们家。
と行ったのです。すごいですね。
ちなみに想不出来のどこに办法を入れれば方法が思いつかないになるかわかりますか?。
答えは、想不出办法来です。方向補語の目的語は、来と去の前につきます。
想出来は、頭の中から出てくるから出来なんです。方向補語を使いこなすには、自分を中心に来るのか行くのかを考えればいいと思います。それではまた。