「中国の子供はどう中国語をおぼえるのか」この本を通して中国語学習のヒントをえるその11回目です。
京京ちゃん(著者の娘さんです)、要求することを覚えました。その要求はどんどんエスカレートしていきます。私も子供の頃はそうだったと思います。そこで出てくるのが「~したいです」
”要” ”想” ”想要”が動詞の前につくと、「~しなければならない。~するつもりだ。~したい。」になります。
要と想と想要
要
例:我要回北京。(私は、北京に帰らなければならない)
要は、はっきりした意思を示します。どうしても何かすることがあってという時に使います。子供がねだる時も使いますね。
想
例:我想回北京。(私は、北京に帰りたい)
想は、希望、願いを表します。要求としてはすこし弱めです。
想要
例:我想要回北京。(私は、北京に帰りたい)
想要は、想よりもさらに強い気持ちを表現します。
クリスマスも近い冬の日、友達のうちにあるきれいなクリスマスツリーを見て、ほしくなってしまいます。それも庭に生えている木です。そして、京京ちゃんは、
妈妈,你看,多漂亮呀!我要想大树!。(ママ見て、すごくきれい、私もツリーがほしい)
要想は、要生活の長かった京京ちゃんならではです。想を弄と同じ代用動詞(そんなものはありません)として使い動詞を使わないこともたびたびあったそうです。
それから、しばらく要想が続いたようですが、こんなのも指摘されながらだんだん直って行くそうです。
やはり、学ぶ、使うのルーティーンが最重要ですね。
次回は、~できるです。それでは、また!。