「中国の子供はどう中国語をおぼえるのか」この本を通して中国語学習のヒントをえるその14回目です。
京京ちゃん(著者の娘さんです)は、お母さんが日本の企業で中国語を教えていた間、託児所に預けられていました。保育園に迎えにいくと
妈妈,为什么今天快来接我呀?(ママ、どうして今日は早く迎えに来たの?)
みなさんどこが間違っているかわかりますか? 答えは、快です。
快は、速度がはやい時に使います。早は、時間が早い時に使います。日本人もこの2語はほとんど同じ意味で使っています。でも、京京ちゃんの日常には快とはやいが多く使われるので彼女にとってはやいは、快なんでそうです。
例
- さあ、早く起きようね!
- 今日は、ママのお迎えはやいのね
- 京京跑得真快
- 京京快起来
このように生活の中で早が出てくる機会がすくないんです。なのではやいは、快になりました。
快と早以外にも間違って使う言葉が大と小、多と少です。これも大人なら、大きい、小さい、多い少ないは、わかりますが、子供は視覚情報で判断するので、すべて大小になるんだそうです。ごはんの量の大盛や小盛なんて言いますが、量が多くてなんて表現があってよくよく考えると日本語も複雑ですね。
私は、大盛がすきでーす。
突然ですね、彼女は、これから手伝ってもらうリナさんです。
我是李娜。请多指教!还有一个朋友 翔
日本人です。よろしく。
自己紹介は、このぐらいにして本題にもどります。こんな感じで、中国の子供でさえ間違いを繰り返して覚えるのです。日本人が最初から間違わず話すのは無理な話です。母国語じゃないんだから
私たちも京京ちゃんを見習い、間違ってもいいいから発言するように努力していきましょう。それでは、また!。