中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

中国語まとめサイト”語学は、勉強ではなくスポーツ”

第二十二课 可能は、そのまま日本語の感覚で使うのはかのう?

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが大事です。なので単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけましょう。特に名詞は、映像で捉えるのが効果的です。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉えましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

こんにちはゆうがです。今日の深掘りワードは、 可能(kěnéng)です。

可能は、日本でも同じ漢字を使い意味もほぼ同じですが、可能性もこの一言で表現できて便利です。

可能には、形容詞と副詞、名詞の用法があります。

形容詞の用法

意味:可能である,可能性がある,実現できる。

用法1:名詞を修飾する。(范围,条件,情况,机会,事情,事など修飾できる名詞は少ない)

注1:范围,条件を修飾する場合は、肯定文に限られる。

注2:事情、事を修飾する場合は、的をつける。

例文1 :在可能(的)范围内帮助解决。(可能な範囲で解決を助ける)

例文2 :我看这是根本不可能的事情。(見たところ、これは、もともと不可能な事です)

用法2:可能の前に数量のつく言葉がつく場合、後につく使用可能な名詞は多くなります(名詞化した動詞も含まれます)。

例文1:两种可能的结果。(ふたつの可能性のある結果)

例文2:唯一可能的解释。(唯一可能性のある解釈)

副詞の用法

意味: ひょっとすると、~かもしれない

用法1:動詞の前に用いる。

例文1:今天下午他们可能去看电影。(彼らは今日の午後映画を見に行くかもしれない)

用法2:助動詞の前に用いる。

例文2:我想她可能会同意的。(思うに、彼女は同意するかもしれない)

用法3:主語の前に用いる。

例文3:可能大家还记得这件事。(ひょっとすると、みなこのことを覚えているかもしれない)

很可能は、推測の肯定感が強まる表現です。主語の前に用いることもできます。

名詞の意味は、可能性、見込みになります。

今日の単語は理解できましたか?脳は、入ってきた情報を必要か必要じゃないかを判別していらないものを捨ててしまいますので人はなかなか覚えられないんです。脳に必要だと思わせるためにも繰り返しが必要です。

まとめ

  • 形容詞の意味:可能である,可能性がある,実現できる

用法1:名詞を修飾する(范围,条件,情况,机会,事情,事など修飾できる名詞は少ない)。

注1:范围,条件を修飾する場合は、肯定文に限られる。

注2:事情、事を修飾する場合は、的をつける。

用法2:可能の前に数量のつく言葉がつく場合、後につく名詞は多くなります(名詞化した動詞も含まれます)。

  • 副詞の意味: ひょっとすると、~かもしれない。

用法1:動詞の前に用いる。

用法2:助動詞の前に用いる。

用法3:主語の前に用いる。

  • 名詞の意味:可能性、見込み。

今日のお話はお役に立てましたか? それでは、また✋!。