こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用句を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。
それでは、今日は、八からはじまる慣用語です。
八杆子打不着(bā gān・zi dǎ bù zháo)
意味
- (8本接いだ竿を振り回しても当たらない→)(両者の関係が)疎遠である,全くつながりがない。
例:这不是八杆子都打不着的事儿吗?(これはなんの関係もないことではないか)
八哥嘴巴毒蛇心(bā gē zuǐ ba dú shé xīn)
意味
- 口ではうまいことを言うが,心は非常に残忍である
例:老张是八哥嘴巴毒蛇心,他假装调解讲和。(張さんは、口ではうまいことを言って、仲直りを仲裁するふりをしている。)
日本では、「口と腹とは違う」といいますよね。
八九不离十(bā jiǔ bù lí shí
意味
- 当たらずといえども遠からず
例:他早把我的心思猜了个八九不离十(彼はとっくに私の考えていることをほぼ見抜いていた。)
十中八九の中国語番ですね。
八面不着底儿(bā miàn bù zháo dǐr)
意味
- 気持ちが落ち着かず、どんな結果になるか分からない
例:考试的结果,我觉得八面不着底儿(試験の結果、私は、不安で、どうなるかわからないと思う。)
いろいろな不安要因があるので、気持ちも落ち着かず、結果も予想つかないと言うことです。合格発表の前の感じですかね。完璧で不安になどならない人には関係ない言葉ですが・・・。
八字没见一撇(bā zì méi jiàn yī piě)
意味
- 事の目鼻がつくまでにはなおほど遠い。輪郭さえはっきりしない。
例:这项计划什么时候能实行,八字还没有一撇儿呢。(そのプロジェクトはいつ始められるか,まだ全然めどが立っていない。)
「目鼻がついていない」って言いたいときはこれでしょう。
それでは、また✋