「中国の子供はどう中国語をおぼえるのか」この本を通して中国語学習のヒントをえるその21回目です。
量詞たくさんあって大変ですが、日本人だって日本語の量詞を完璧に使いこなせないのですから気楽に行きましょう。そこで今日は、不定量を表す
有点儿(yǒudiǎnr)一点儿(yīdiǎnr)
京京ちゃんもあまりうまく使いこなせていなかったそうです。
そんな中”多一点儿(もうちょっと)”は、毎回うまく使っていたようです。ところが、「点儿」が動作の量を示したり身に見えない「少し」であったりすると”再一点儿吃!”という間違いをします。答えは、再吃一点儿!です。
有点儿(yǒudiǎnr)
意味:少し
例文:我有点儿累了。(ちょっと疲れた。)
有点儿は、例文にあるようにあまりよくないことに関して使います。有 + 一点儿が原型で、動詞・形容詞の前にきます。
一点儿(yīdiǎnr)
意味:(一般に個数で数えられないものについて)ちょっと,少しばかり
例文:你有钱,借给我一点儿。(君,金を持っていたら,私に少し貸してください。)
一点儿は、[一点儿东西(わずかなもの)]のように名詞を修飾したり、[给我一点儿(ちょっとください)]と目的語を取ったり、[这么点儿(これっぽっち)][那么点儿(あれっぽっち)]といったり、[注意点儿(注意しなさいよ)]のように動詞・形容詞の後にもつきますよ。
京京ちゃんが外出して、しばらくすると、「我一点儿累了!」としゃがみこんでしまったそうです。ここまで読んでくださった方なら、どこが間違いかおわかりですよね。
語学は、恥をかいてなんぼです。わたしも、留学中はそうとう恥かきました。それでは、また✋