中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

📌 語学学習は暗記だけでは身につかない!

脳科学的に、単純な暗記学習は長期記憶に定着しにくいと言われています。語学を効率よく習得するには、次のポイントが重要です

  1. 実際に使う(会話・シャドーイング・SNS投稿)
  2. ストーリーやエピソードと結びつける
  3. アウトプットを増やす(話す・書く)
  4. 間隔を空けて復習する(1日後・3日後・1週間後)
  5. 感情を動かしながら学ぶ(好きな映画・漫画を活用)

語学は 「記憶」だけでなく「理解」や「応用」 が大切。 楽しく、実践的に学んで、使える知識にしましょう!

もうこれで忘れない四字熟語 その153 暗昧之事(àn mèi zhī shì)

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の第151回目です。

今日はちょっとダークな雰囲気の成語、「暗昧之事(àn mèi zhī shì)」を紹介します。読んで字のごとく、何やら怪しげな感じがしますね。さて、どういう意味でしょう?

うーん、「暗昧」って“くらくて見えない”みたいな意味かな?「之事」ってことは、見えないこと?秘密のこと?

お見事、その通りです!「暗昧之事」は、〈人に見せられないような恥ずかしい行為、後ろ暗いこと〉を指します。つまり、“見られたらマズい、バレたら困るようなこと”というニュアンスですね。

この成語は、明確に貶義(けなし言葉)として使われ、特に相手を非難する文脈で登場することが多いです。


それでは、中国語の例文を見てみましょう!

例文

例文:庞吉你乃堂堂国戚,如何行此小人暗昧之事?(お前は堂々たる皇族の身でありながら、どうしてこんな卑劣で恥ずべきことをするのか?)

この一文は、清代の長編小説『三侠五义』第32回からの引用です。


「暗昧之事」は、いわゆる“陰でこそこそする卑しい行為”を非難するための表現です。例えば、汚職や裏取引、スキャンダルなどの文脈で使われることがあります。

現代中国語でも、政治批判や告発記事などで「暗昧之事」という表現が登場することがあります。


ちなみにこの表現は、語構造としては「暗昧(見えにくく、隠された)+之事(ことがら)」という偏正構造になっています。

感情的なニュアンスは完全にネガティブなので、日常会話で軽く使うと強すぎる印象を与えてしまうかもしれません。


似たような成語には「不可告人(bù kě gào rén)」=「人に言えない」、または「见不得人(jiàn bu dé rén)」=「見られたくない」などがあります。

一方、反対の意味に近いのは「光明磊落(guāng míng lěi luò)」=「潔白で堂々としている」という表現です。


日本語では、「後ろ暗いこと」「やましい行為」「黒い噂」「人に言えないこと」などが、「暗昧之事」と似たニュアンスですね。


ということで、今回はちょっとシリアスな成語「暗昧之事」を紹介しました。人を非難する際に使われる強い表現なので、意味だけ覚えておくと良いでしょう。

次回は、もう少し明るい四字熟語を紹介できるといいですね!お楽しみに!それでは、また!!