こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の第135回目です。
今日はちょっとドキッとする言葉、「暧昧之情(ài mèi zhī qíng)」をご紹介します。この言葉、どんな意味だと思いますか?
うーん、「暧昧」って日本語でも使うけど、はっきりしないとか、ちょっと怪しい感じ?「之情」ってことは、何か感情が絡んでるのかな?
その通りです!「暧昧之情」とは、表面上ははっきり言えないような関係や感情を指します。特に、男女の間における微妙で公にしにくい好意や関係を暗示する言葉なんですよ。
また、恋愛だけでなく、何か裏があるような人間関係や出来事にも使われることがあります。基本的にはあまり良くないニュアンス(貶義)を含んでいます。
例文1:而孤男寡女并外一室,不无暧昧之情。(独身の男女が一緒の部屋にいれば、暧昧な感情がないとは言い切れない。)
例文2:他们之间一直有种说不清的暧昧之情。(彼らの間には、ずっと説明しがたい曖昧な感情がある。)
なるほど……。微妙な恋愛感情とか、秘密めいた関係って感じなんだね。でも、もともとはどこから来た言葉なの?
「暧昧之情」は、明代の文学者・冯梦龙(ふう ぼうりゅう)の『警世通言』第13巻に登場します。物事の裏にある人間の隠れた感情や、表に出せない関係を鋭く見抜くという文脈で使われています。
類義語としては「私情(sī qíng)」や「男女私情(nán nǚ sī qíng)」などがあります。いずれも公にできない個人的な感情を意味します。
反対語は「光明磊落(guāng míng lěi luò)」で、正々堂々としていてやましいことがない状態を表します。
日本語の似た表現としては、「火遊び」「グレーな関係」「人には言えない関係」などが近いですね。また、近年よく使われる「曖昧な関係」もぴったり対応しています。
今日は「暧昧之情」という、ちょっと大人の香りがする四字熟語をご紹介しました。人の心の中って、本当に複雑ですね。それでは、また!!