中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

中国語まとめサイト”語学は、勉強ではなくスポーツ”

第六十三课 可はいろいろな顔を持っています

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが大事です。なので単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけましょう。。特に名詞は、映像で捉えるほうが効果的です。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉えましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

今日の深掘りワードは、可(kě)です。

”可”は、助動詞、副詞、接続詞、接頭辞など多くの顔を持ちます。

助動詞

意味

  1. (~することが)許される,~してよい,(~することが)できる,可能である(=可以,可能)
  2. (〔‘可’+動詞+‘的’〕の形で用い)~する価値がある,~するに足る

例文1:可去可不去(行っても行かなくてもよい)

例文2:我没有什么可介绍的了。(別に紹介するに足るものはありません)

多く書き言葉として使われます。話し言葉に用いる場合は,ある意味とその正反対の意味とを並べて表現する場合に限ります。

接続詞

意味:しかし,だが(=可是)

例文:水果店新到了一批桃子,可我没买(果物屋に新しく桃が入荷したが,私は買いませんでした)

”可”は主語の前後どちらにも用いることができます。

接頭辞(語構成要素の一つであり、 常に他の語に前接して、 何らかの意味を付加し、 合成語の前項部分を構成する要素のこと)

意味

  1. (単音節動詞に用いて「…できる,…すべきだ」という意味を示す形容詞を作る)
  2. (単音節名詞または名詞的造語成分に用いて「…にぴったり合う」という意味を示す形容詞を作る.また‘可怜’のように動詞にもなるものもある)

副詞

意味1

平叙文に用いて「確かに…する」「本当に…なのだ」と強調する(軽く強調するときにも使えます)

用法
  1. 可 + 動詞、可 + 不 +形容詞(被修飾語が形容詞句の場合は必ず否定の形で用いる)
  2. 反語文に用いる
  3. 命令文に用いる(命令文に用いて「きっと~すべきである」,時には「ぜひとも…しなさいよ」という気持ちを強調する)
  4. 感嘆文に用いる

例文

  1. 他可没说过这话(彼はそんなことを口にしたことはない)
  2. 都这么说,可谁见过呢?(みんなそう言っているが、誰が見たことがあるのだろうか。)
  3. 你可不能粗心大意啊!(油断してはいけないよ)
  4. 他汉语说得可好啦!(彼は中国語がとても上手だ)

可不是吗,可不是,可不は、慣用句で、相手の話に同意すると言う意味で使います。よく会話でも出てきますので覚えておきましょう。

まとめ

助動詞の意味1:(~することが)許される,~してよい,(~することが)できる,可能である(=可以,可能)

助動詞の意味2:(〔‘可’+動詞+‘的’〕の形で用い)~する価値がある,~するに足る

接続詞の意味:しかし,だが(=可是)

接頭辞の意味1:(単音節動詞に用いて「…できる,…すべきだ」という意味を示す形容詞を作る)

接頭辞の意味2:(単音節名詞または名詞的造語成分に用いて「…にぴったり合う」という意味を示す形容詞を作る.また‘可怜’のように動詞にもなるものもある)

副詞の意味:平叙文に用いて「確かに…する」「本当に…なのだ」と強調する(軽く強調するときにも使えます)

  1. 可 + 動詞、可 + 不 +形容詞(被修飾語が形容詞句の場合は必ず否定の形で用いる)
  2. 反語文に用いる
  3. 命令文に用いる(命令文に用いて「きっと~すべきである」,時には「ぜひとも…しなさいよ」という気持ちを強調する)
  4. 感嘆文に用いる

 すこし長くなりましたがここで覚えておきましょう。それでは、また✋!。