こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の49回目は、调兵遣将です。
これは、明代の施耐庵が書いたと言われる《水浒全传》第六十七回の“写书教太师知道,早早调兵遣将,剿除贼寇报仇。”の一文によります。
施 耐庵(し たいあん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の作者とされる人物です。<Wikipediaより>
※四大奇書は、『西遊記』『三国志演義』『金瓶梅』『水滸伝』を指します。
调兵遣将(diào bīng qiǎn jiàng)
意味
- 将兵を派遣する,軍隊を動かす,戦争の準備をする
- (比喩的に;仕事をうまくやるため)多くの人を動員し適当に配置する
例文:屋里的两个年轻人,两个基层干部,他们正在为自己的阶级调兵遣将。(部屋の中の2人の若者、2人の末端幹部で、彼らは自分の階級のために兵を派遣している。)
近意語: 兴师动众(xīng shī dòng zhòng) 招兵买马(zhāo bīng mǎi mǎ)
反意語:鸣金收兵( míng jīn shōu bīng):軍隊の撤退を命令して戦争を中止する,(比喩的に)ある事柄が終了する,終わりを告げる 班师回朝 ( bān shī huí cháo):(戦争に行った軍隊が)朝廷に凱旋する
いくさのための総動員て感じなので、反対は、撤退とか終わりって意味になるんですね。
调兵遣将は、述語や目的語をつくります。
今日の四字熟語は理解できましたか?それでは、次回の四字熟語で✋