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もうこれで忘れない四字熟語 その51 狂风暴雨

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の51回目は、 狂风暴雨(kuáng fēng bào yǔ)です。

これは、《老子》の第二十三章にある“故飘风不终朝,骤雨不终日。”の一文によります。

老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者です。諸子百家のうちの道家は彼の思想を基礎とするもので、また、後に生まれた道教は彼を始祖としています。

老子

 

狂风暴雨(kuáng fēng bào yǔ)

意味

  1. 荒れ狂う風雨
  2. (比喩的にすさまじい,険悪な状況を指し)あらし,暴風雨

例文:根据最近的天气预报,日本是狂风暴雨多的梅雨时节。(最近の天気予報によると日本はゲリラ豪雨が多い梅雨時期です。)

朝起きると妹が、「今日お母さん怒りで荒れ狂ってるわよ。」ってときもこの 狂风暴雨が使えますね。

怒り狂う

 

近意語:暴风骤雨(bào fēng zhòu yǔ)风雨如磐(fēng yǔ rú pán)

反意語:和风细雨(hé fēng xì yǔ):そよ風と霧雨。(比ゆ的に)やり方が穏やかである。 风调雨顺(fēng tiáo yǔ shùn):気候が順調で作物の成長によい

狂风暴雨は、述語、目的語をつくります。

今日の四字熟語は理解できましたか?それでは、次回の四字熟語で✋