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もうこれで忘れない四字熟語 その67  左顾右盼

 

朝廷内の争いそしてつぎからつぎへと襲いかかる困難さらにおもしろくなってきました。チャン・ツィイー最高っす。

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の67回目は、左顾右盼(zuǒ gù yòu pàn)です。

左顾右盼は、「左に振り向き、右を見る」。つまり、キョロキョロするです。は、”待ち望む”という意味で使われる単語ですが、四字熟語で使う時は、見るという意味になります。

左顾右盼

 

左顾右盼(zuǒ gù yòu pàn)

意味

  1. (人・物を捜そうとして)右を見たり左を見たりする,あたりを見回す,きょろきょろする。
  2. 右顧左眄(うこさべん)する。ためらう。
  3. 得意気にあたりを見回す,得意満面になってあたりを見回す。

右顧左眄(うこさべん):右を見たり左を見たり、あたりの情勢をうかがってばかりいて、決断しないこと。

晋代 左思の《咏史》诗:“左眄澄江湘,右盼定羌胡。”の一文から来ています。

左 思は、中国西晋の文学者。字は太沖。斉国臨淄県の人。門閥の後ろ盾のない寒門の出身であり、官途は不遇だったが、文才に優れ、代表作「三都賦」は「洛陽の紙価を高からしむ」の故事の由来となった。

例:一边左顾右盼一边开车是很危险的。(よそみをしながら運転するのは危険です。)

近意語: 东张西望(dōng zhāng xī wàng) 瞻前顾后(zhān qián gù hòu)

反意語:目不转睛(mù bù zhuǎn jīng): 目を凝らす.まばたきもせずに見つめる.じっと見つめる。目不斜视(mù bù zhuǎn jīng):わき目もふらず

有头无尾は、述語、連用修飾語をつくります。

キョロキョロしてるなんて挙動不審なのに、慎重とか得意げにとかという意味もあるのはちょっと不思議です。それでは、次回の四字熟語で✋