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もうこれで忘れない四字熟語その48 左顾右盼

 

 

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の48回目は、左顾右盼です。

これは、晋·左思《咏史》诗 “左眄澄江湘,右盼定羌胡。”の一文から来ています。

左 思(さし、生没年不詳)は、中国西晋の文学者。字は太沖。斉国臨淄県の人。門閥の後ろ盾のない寒門の出身であり、官途は不遇だったが、文才に優れ、代表作『三都賦』は「洛陽の紙価を高からしむ(洛陽紙貴)」の故事の由来となった人です。<Wikipediaより>

左顾右盼(zuǒ gù yòu pàn)

意味

  1. (人・物を捜そうとして)右を見たり左を見たりする,あたりを見回す,きょろきょろする
  2. 得意気にあたりを見回す,得意満面になってあたりを見回す
  3. (何か事が起こった時に)決心がつかず周囲を気にする

例文:一边左顾右盼一边开车是很危险的。(よそみをしながら運転するのは危険です。)

近意語:东张西望(dōng zhāng xī wàng) 瞻前顾后(zhān qián gù hòu)

反意語:目不转睛(mù bù zhuǎn jīng):一心不乱に見つめる 目不斜视 (mù bù xié shì):わき目もふらない,一心不乱になる

左顾右盼は、ねずみが、穴から出てきた(出洞的老鼠)仕草を考えてみると覚えやすと思います。

出洞的老鼠

左顾右盼は、述語や連用修飾語をつくります。

※連用修飾語とは、述語の前に用いて状態の程度、時間、場所などを示す修飾成分です。形容詞・副詞・時間詞・場所詞などがそれにあたります。

今日の四字熟語は理解できましたか?それでは、次回の四字熟語で✋