なぜ、日本では、暗記中心の勉強をし続けているのか考えたことはありますか?なぜ戦後5年間の占領期間内に英語教育が徹底にされなかったのか?ほかの国は占領国が母国語を教育するのは当たり前ですよね。では、なぜ教育せれなかったのでしょう?もし占領期間内だけでも、教育されていれば、そのころ子供だった世代は少なからず話せるはずです。では、なぜなんでしょうか?
パンパンが暗算ができる知識を持っていたからなどと言う話を聞いたことがありますが(底辺ではたらく娼婦でさえ暗算ができるのは、驚きだったらしい)、それはさておき、現実問題として戦後80年近く英語学習に暗記中心の学習をさせられててきたのは事実です。学校の先生は、教員免許を持っていないと基本的に教師には成れませんよね。その教師たちを指導している教授たちは、座学の勉強だけでは話せるようにはならないことはわかっているはずです。なぜネイティブのように話せるよう教育しないのでしょうか? それでも現在は、小中学校でもネイティブ講師を採用しています。果たして講師たちは、ナチュラルスピードで授業をしているのでしょうか?
ネイティブ講師が教えるようになったならいいんじゃないの?
それなんだけど、いくらネイティブ講師の発音を聞いても、ナチュラルスピードを聞き続けなくては意味がないんですよ。最低数百時間。まあ、昔に比べれはぜんぜんましですけどね。
なぜナチュラルスピードが大事なんです?
それは、経験したスピードでしか人はその音に対応できないからです。以前YOUTUBEでニックさんが言っていました。教科書などの録音には、それに合ったスピードがあるということを、つまりナチュラルスピードではないということです。英語の場合は、それ以外にも理由があります。米国が日本において暗記中心のポンコツ英語を展開し、成功を収めているのを各国も理解しています。(TOEICも日本人向けだと制作会社は言っていたそうです。)言葉とは、生活を営むもっとも基本になるものです。言葉を流ちょうに話されると言うことは、その国の各所に多くの外国人が入ってくると言うリスクを負う可能性があるといることなのです。
それって世界の壁がなくなっていいんじゃないんですか?
日本だけでなく、世界にはすごい数のスパイが暗躍しています。みなさんが、思うような007見たいのはもういないと思いますが、大手企業の中には今でもたくさんのスパイがいるそうです。私も留学中、中国人の友達と話していたら、街でたまたまあった彼の友人に中国人と間違われたことがあります。もしかするとあなたの同僚の中にもいるかもしれません。一般の人には見わけがつかない。溶け込まれるとはそれほど怖いことなのです。
中国語もその例に漏れません。教科書は、ナチュラルスピードではないですし、国防動員法などもありますので、ユーチューバーの中にも共産党の指導をうけている人もいるかもしれません。言うことを聞かないと本国にいる身内が逮捕されてしまう可能性もあるので大変です。
国防動員法(こくぼうどういんほう、簡体字: 国防动员法)は、2010年から施行された中華人民共和国の法律。
- 中国国内で有事が発生した際に、全国人民代表大会常務委員会の決定の下、動員令が発令される.
- 国防義務の対象者は、18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性
- 国務院、中央軍事委員会が動員工作を指導する
- 個人や組織が持つ物資や生産設備は必要に応じて徴用される
- 有事の際は、交通、金融、マスコミ、医療機関は必要に応じて政府や軍が管理する。また、中国国内に進出している外資系企業もその対象となる
- 国防の義務を履行せず、また拒否する者は、罰金または、刑事責任に問われることもある.など
いろいろと書いてきましたが、今はオンライン中国語会話や中国人やハーフによる中国語講座、ドラマ配信とよい教材が、たくさんあります。昔に比べればいい時代です。完璧な環境とまでは言えませんが、ベターな環境ではあります。発信者も嘘は言っていないと思うので自分が良いと思うもので勉強してみてください。次回は、どういう勉強法がよいのかを説明していきます。