中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

中国語まとめサイト”語学は勉強するものじゃない”

脳科学から見ると日本の語学学習は間違っているんじゃ(語学学習の6原則)

植村研一さんの書かれた「脳科学から見た多言語習得のコツ」という論文の内容を要約して書きたいと思います。

 

なぜ日本の英語学習は、何年勉強しても話せるようにならないのか?。ならどうして外国の言語学習者は、短期間に習得できるようになるのか?これって大きな疑問ですよね。その理由を植村先生は、

英文法・英文和訳中心の学習

であると言っています。言語学習のとき使われるウエルニッケ感覚性言語野は、多言語を身に着ける際、言語野を独立して作るそうです(その間は2㎝以上離れているそう)が、日本の学習方法では、その言語野が形成されないとのこと。

それに加え、日本での言語学習の際に、ナチュラルスピードを聞いて勉強していないためナチュラルスピードを聞き取る能力が身についていない。人間は、聞いてきたスピードよりはやいスピードは聞き取れないそうです。

それでは、人は普通どのように言葉を覚えていくのでしょうか。

  • 1歳:音響・音韻の分析ができるようになる
  • 1.5歳:二語文の理解ができる。
  • 2歳:三語文の理解ができる。
  • 3歳:数の概念を理解できる。
  • 5歳:抽象的な概念を理解できる

そして、5・6歳になると臨界期(ネイティブレベルの言語習得の限界)となるそうです。なので、その年を過ぎたらネイティブレベルにはなれないということなんです。(コミュニケーションができる事に重点を置くほうが賢明です)

それでは、どうしたらいいのでしょうか?それは、人がもともと持っている力を活用することにあるようです。

人間の脳は他人の言葉を聞いているうちに、理解し、話ができるようになっている。

ですが、この能力を活用するにはどうすればいいか解りませんよね。そこで、語学学習の6原則。

  1. ナチュラルスピードで必ず聞く(ネイティブが、気を使ってゆっくり話すのは逆効果だそうです)
  2. リスニングするときは、字幕や文をみない(見て理解すると見ないと理解できなくなります。)
  3. リスニングは、5秒以内のものを選ぶ。(母国語でも7秒以上のものを覚えられない)※瞬時記憶スパンは、普通の人で7秒だそうです。
  4. ネイティブが話す言葉を厳選して聞くようにする。(意味はあっていてもネイティブが言わないような言い回しでは意味がないと言うことです)
  5. ある程度聞き取れるようになってから、字幕などを見て単語を覚えていく
  6. オンラインスクールなどで会話練習する。

毎日自分の好きな映画やドラマを見つつ勉強していくのがベストかなと思います。毎日短いフレーズを集中してヒヤリングし一本見終わるころにはだいぶ使える語学力がみについていると思います。使わないものはすぐ忘れるのが人です。繰り返し練習しましょう。