こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の50回目は、粉身碎骨です。
これは、三国·魏·曹植(三国時代の文学家)《谢封甄城王表》の“臣愚驽垢秽,才质疵下,过受陛下日月之恩,不能摧身碎首,以答陛下厚德。の一文によります。
《谢封甄城王表》は、《艺文类聚·卷五十一》のうちの一遍になります。※《艺文类聚·卷五十一》とは、唐代の文学家、書法家が集まり編纂した本
粉身碎骨(fěn shēn suì gǔ)
意味
- 生命を犠牲にして物事をやる
- (反動的勢力などが)散々に打ち砕かれる
- (高い所から落ちて)体が粉々に砕けて死ぬ
例文:我就是粉身碎骨,也救不活你们了。(たとえ私が身を粉にしても,君たちの命は救えない。)
あれ?これって「粉骨砕身」じゃねっと思ったそこのあなた!。
粉骨砕身(ふんことさいしん)
意味
- 力の限り努力すること
- 骨身を惜しまず一生懸命に働くこと
日本の意味より、中国語の意味のほうが広くて、すこし重く感じませんか?命をかけてって。
「命を犠牲にしてがんばれ!」なんて言われたらそのまま辞表出しますよね(笑)。日本語の意味に近いのは、「竭尽全力(jié jìn quán lì):全力をつくす」のほうかな
近意語: 肝脑涂地(gān nǎo tú dì) 身首异处(shēn shǒu yì chù)杀身成仁(shā shēn chéng rén)
反意語:完好无损(完全無欠である):
完好无损が反意語になっていますが、なぜかは、わかりません。完全無欠の反対語は、不完全ですから、粉々に打ち砕かれてゼロになるからでしょうか?
粉身碎骨は、述語、連体修飾語、連用修飾語、目的語をつくります。
今日の四字熟語は理解できましたか?それでは、次回の四字熟語で✋