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ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ その23 摆八卦阵 

 

こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用語を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。

それでは、”ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ” 23回目です。今日の慣用語は、「摆八卦阵」です。

そもそも八卦陣とはどのようなものなのでしょうか?

八卦の陣」とは、「八門金鎖の陣」「八荒の陣」ともいい、休・生・傷・杜・景・死・驚・開の八門からなる陣とされます。八卦の陣とは例えば、敵の対して前面の部隊を騎馬部隊にし、後ろの陣地を歩兵で固め八方に対処できるように構築した陣地のことを指します。

八卦

 

あのパリピ孔明??がつくったとして有名な陣です。

八卦阵(bǎi bā guà zhèn)

”摆”は、配置するという意味なので、直訳すると八卦陣を配置するとなります。

意味

  1. いろいろな手を使って人を煙に巻き、人を惑わせること。

例:你最好别给我摆八卦阵了!(あなたは、私を惑わせないほうがいい!)

”摆长蛇阵(bǎi chángshězhèn)”という慣用句もあります。意味は長い隊列を組むになります。

例文:这支小队伍,摆成一溜长蛇阵,一个紧跟一个地走着。(この小部隊は、長蛇陣をつくり、一人一人が密につらなり歩いている。)

例文にある”溜(liù)”は、量詞で、「(樹木・建物・塀・人・光・影・泡・など具体的事物を数える)列,筋,連なり,並び」という意味です。昔の偉人は、戦に勝つためにいろいろな陣を考えたんですね。

それでは、また✋