中国語研究所(1日5分中国語)

語学がむずかしいのは、学問にしてしまったから

中国語まとめサイト”語学は、勉強ではなくスポーツ”

第三十八课 对比,对照どこかで見たことあるような

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが必要です。だから、単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけることが大事です。特に名詞は、映像で捉えるほうが覚えやすいですし、会話のとき頭にすぐ浮かんでくるようになります。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉えましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

こんにちは、ゆうがです。今日の深掘りワードは、对比(duìbǐ)と对照(duìzhào)です。

これ日本人が思う意味そのままですが、動詞・名詞の用法があります。

对比(duìbǐ)

意味1:(2種類のものを)対比する,比較する,対照する

例:我把那两个民族的风俗对比了一下。(私はその二つの民族の風習を比較した。)

二種類のものや状況を相互に比較することと中国語の教科書にも書いてあります。日本語と違うのは動詞としても名詞としてもつかえることです。便利ですね。

意味2: 比例,比率,割合

对照(duìzhào)

意味:(関連のある2つのものを)対照する,照らし合わせる,突き合わす。

例:这两种翻译本你可以对照着看。(この2種類の翻訳本を照らし合わせて見ることができます。)

对比,对照は、似ているけど、对照には、比較し参照するという意味が含まれているのに対し、对比には互いを比較するという意味しかありませんので注意してくださいね。

重ねて言う時は、对比对比、对照对照になります。

まとめ

对比,对照の違い

对比:(2種類のものを)対比する,比較する,対照する。

对比:比例,比率,割合。

对照:(関連のある2つのものを)対照する,照らし合わせる,突き合わす

对比,对照は、似ているけど、对照には、比較し参照するという意味が含まれているのに対し、对比には互いを比較するという意味しかありません。

重ねて使う時は、对比对比、对照对照になります。

今日のお話はお役に立てましたか? それでは、また✋!。

第四十课 躲避と躲藏どう違うの?

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが必要です。だから、単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけることが大事です。特に名詞は、映像で捉えるほうが覚えやすいですし、会話のとき頭にすぐ浮かんでくるようになります。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉えましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

こんにちは、ゆうがです。今日の深掘りワードは、躲避(duǒbì)と躲藏(duǒcáng)です。

どちらも身を隠すという意味があります。どういう違いがあるのでしょうか?

躲避(duǒbì)

意味1:(人に見られないように)身を避ける,身を隠す,隠れる

例:他故意躲避我们。(彼はわざと私たちを避けた。)

これは、人に探されないように離れたり隠れたりすることを表しています。意図的にやっているんですね。

意味2:(困難・災難・危険・暴風雨など自分に不利なものを)避ける

例:打雷了,快找个地方躲避躲避。(雷が鳴った,早くどこかに避難しなさい。)

この意味は、自分の不利になるものから離れると言う意味になります。雷も打たれたら死ぬ可能性がありますよね

躲藏(duǒcáng)

意味: 隠れる,身を隠す。

例:不知道他躲藏到哪儿去了?。(彼はどこに隠れていたのか?)

この意味は、人や動物が見られないように身体を隠すという意味だよ。

日本の辞書には、どちらも同じ意味で書かれていますが、躲藏には、人や動物がひとに見られないように隠れると言う意味しかないことに注意が必要です。躲避は、離れたり隠したりするものが、人・動物には限られていません。

重ねて使う時は、躲避躲避になり、躲避は、躲避躲避か躲躲避避になります。

まとめ

躲避と躲藏の違い

躲避:(人に見られないように)身を避ける,身を隠す,隠れる。

躲避:(困難・災難・危険・暴風雨など自分に不利なものを)避ける。

躲藏:隠れる,身を隠す

躲避は、隠れるものはひとやものもでもよいが、躲藏は、ひとまたは動物の身体に限られる

今日のお話はお役に立てましたか? それでは、また✋!。

もうこれで忘れない四字熟語 その44 蚕食鲸吞(cánshí jīngtūn)

 

 

こんにちは、ゆうがです。今日の四字熟語は、蚕食鲸吞です。

 

これは、 《韩非子·存韩》の“诸侯可蚕食而尽,赵氏可得与敌矣。”から来ています。

蚕食鲸吞は、蚕がすこしずつ桑の葉を食べるように、時にはクジラのように飲み込むように侵略するという意味です。

蚕食鲸吞(cánshí jīngtūn)

意味:強国が弱国の土地をじりじり侵略したり一気に併呑したりする,手を変え品を変えて侵略すること。

例文:中国周围邻邦也都成了外国强盗鲸吞蚕食的对象。(中国の周囲にある隣国も、外国のギャングによる蚕食併呑の対象になった。)

近意語: 鲸吞虎据( jīng tūn hǔ jù)

蚕食鲸吞は、述語、連体修飾語(体言(名詞)を修飾している語のこと)になります。

※用言とは、単独で述語になれる語

今日の四字熟語はためになりましたか。それでは、次回の四字熟語で

同(近)意語・反意語を覚えて単語倍増計画 その16 

こんにちは、ゆうがです。今日は、同(近)意語、反意語を覚えて単語倍増計の16回目です。

薄(báo)

意味1:(物の厚みが)薄い

同(近)意語:
反意語:厚(hòu)

意味2: (スープ・酒などの味が)濃厚である

同(近)意語:稀(xī)淡(dàn)

稀は、日本語では、まれと読んだり稀少(きしょう)や稀代(きだい)の英雄なんてときに使います。

反意語:厚(hòu)稠(chóu)

稠は、日本では濃い、おおい、しげる、びっしりと集まる。と言う意味で、音読みでは、チュウ、チョウ、ジュ、ジョウ、訓読みでは、おお(い)、こ(い)、しげ(る)と読むそうです。

意味3:(土地などが)やせている

同(近)意語:瘠(jí)

瘠(jí)は、身体がやせているという意味と土壌がやせているという意味があります。土壌がやせているという意味の贫瘠(pínjí)なんてのもあります。瘠の意味がわかっていれば推測は可能だと思います。ちなみに、日本語でも、意味は同じです。調べていると日本にもある漢字が多いですね。知らないだけで

反意語:肥(féi)沃(wò)

肥沃な大地なんて日本語にもありますね。ちなみに中国語にも肥沃という単語があります。読み方は、(féiwò)です。意味は同じです。

薄は、物のあつさ、人情、土地、贈り物などを濃さを表現できます。

(bó)と読む場合意味は違います。

薄(bó)

  • わずかな,少ない 例:单薄(dānbó):(着物などが)薄い,薄着をしている。ひ弱である,力が弱い。(力量・論拠・内容などが)不十分である,手薄である
  • 不親切である 例:刻薄(kèbó):(人扱い・言葉が)冷酷である,薄情である,つれない,とげとげしい
  • 見下げる,軽視する 例:鄙薄(bǐbó):(取るに足りないものと見て)軽べつする,見下す,さげすむ

鄙薄は、形容詞で使う場合(自分の見識などが)浅薄である,浅はかであるになります。

調べているとやはり、共通している単語が多いですね。知らないだけで(笑)それでは。

第二十三课 こんなところでやめちゃうなんて太可惜了

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが大事です。なので単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけましょう。特に名詞は、映像で捉えるのが効果的です。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉えましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

こんにちはゆうがです。今日の深掘りワードは、 可惜(kěxī)です。

惜しいと言う単語が日本語にもあるので覚えやすいと思います。”太可惜了”よく耳にしますので覚えておきましょう。

形容詞の用法

意味:惜しい、残念である。

用法1:主語には、動詞か文がくることが多い。

例文1 :半途而废,实在太可惜了。(途中でやめるなんて、ほんとに残念だ)

用法2:名詞を修飾する(程度を表す副詞が前につき、可惜には的が付きます)

例文2 :这是一件十分可惜的事情。(これは、たいへん残念なことだ)

一件可惜的事情は間違いなので注意しましょう。

副詞の用法

意味:惜しいことに,残念なことに。

用法:主語の前に用いる。

例文:他写的诗不少,可惜大部分散失了。(彼が書いた詩は少なくないのに、残念なことに大部分が失われた)

今日の単語は理解できましたか?脳は、入ってきた情報を必要か必要じゃないかを判別していらないものを捨ててしまいますので人はなかなか覚えられないんです。脳に必要だと思わせるためにも繰り返しが必要です。

まとめ

    • 形容詞意味:惜しい、残念である

用法1:主語には、動詞か文がくることが多い。

用法2:名詞を修飾する(程度を表す副詞が前につき、可惜には的が付きます)。

    • 副詞意味:惜しいことに,残念なことに。

用法:主語の前に用いる。

今日のお話はお役に立てましたか? それでは、また✋!。

第四十五课  うわさ話に使える 一 + 動詞 +就 + 是 / 動詞 + 数量

語学学習は、スポーツと同じです。そのためには、反復練習して喋る筋肉をつけることとイメージトレーニングが大事です。なので単語は、イメージで捉え、反復してイメージを身につけましょう。特に名詞は、映像で捉えるほうが効果的です。学習というと嫌になりますが、スポーツと捉え反復しましょう。e-sport(educationーsport)身に着ければ一生モノです。

こんにちは、ゆうがです。今日は、”一 + 動詞 +就 + 是 / 動詞 + 数量” の勉強です。

これは、”あることをすると毎回ある数量に達する”その数が多いことを強調する用法です。

例文

例1:我们在一起聊天儿,一聊就聊一晚上:私たちは、一緒におしゃべりしていると、毎回一晩中話している。

彼は、よく旅行に出かけ、毎回2ヶ月はいくよなんて時に。他经常去旅游,一去就是 两个月。といいます。

例:他经常买衣服,一买就是六七件。:彼は、よく服を買い、毎回6・7着買う。

まとめ

一 + 動詞 +就 + 是 / 動詞 + 数量

”あることをすると毎回ある数量に達する”その数が多いことを強調する用法

今日の勉強はためになりましたか?。 また次の会で また✋

もうこれで忘れない四字熟語 その43 盲人摸象(máng rén mō xiàng)

 

 

こんにちは、ゆうがです。今日の四字熟語は、盲人摸象です。

 

これは、《大般涅槃经》三二:“其触牙者即言象形如芦菔根,其触耳者言象如箕,其触头者言象如石,其触鼻者言象如杵,其触脚者言象如木臼,其触脊者言象如床,其触腹者言象如甕,其触尾者言象如绳。”から来ています。

盲人摸象(máng rén mō xiàng)

意味:物事の一面だけを知って全体について判断を下すこと。

例文:这些人对电脑的认识正如盲人摸象,都只知道片面而已。(これらの人々は、コンピューターに関する知識は、ただ一面を知っているだけだ。)

近意語: 管中窥豹 (guǎn zhōng kuī bào)坐井观天(zuò jǐng guān tiān)

ちょっと得た情報ですべてを知った気になり、判断する。一知半解(なまかじりで、知識が十分に自分のものになっていないこと)に似ているけどすこし違いますね。

反意語:洞察一切( dòng chá yī qiè):すべてを洞察する

仏教由来の四字熟語は結構多いですよね。日本でも因果応報や他力本願なんてのがありますよね。今日の四字熟語はためになりましたか。それでは、次回の四字熟語で