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もうこれで忘れない四字熟語 その85 愁眉苦脸

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の86回目は、愁眉苦脸(chóu méi kǔ liǎn)です。

愁眉苦脸(chóu méi kǔ liǎn)

「眉の根元にしわを寄せ、つらい顔をする。」が直訳になります。

意味

  • (多く悩み事があったりいらいらして落ち着かなかったりした時に)沈んだ顔をする,浮かぬ顔をする。

これは、元代の王实甫《西厢记》第三本第二折の一文 “对人前巧语花言,背地里愁眉泪脸。”から来ています。

王 実甫(おう じっぽ):元曲の作者。『西廂記』の作者として知られる。

『西廂記』(せいそうき、せいしょうき):元の王実甫(おうじっぽ)による雑劇で、元曲の代表作である。正式な題は『崔鶯鶯待月西廂記』。

例文:她好像不满似的愁眉苦脸着。(彼女は不満そうなしかめっ面をした。)

近义词:愁眉锁眼 (chóu méi suǒ yǎn)愁眉不展(chóu méi bù zhān)

反义词:笑逐颜开(xiào zhú yán kāi): 喜びや笑いで顔がほころぶ。眉开眼笑(méi kāi yǎn xiào): 喜色を満面に浮かべる。

”愁眉苦脸”は、述語、連体修飾語、連用修飾語を作ります。

これは、けっこうお目にかかる熟語です。覚えていて損はありません。それでは、次回の四字熟語で✋