こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の74回目は、天经地义(tiān jīng dì yì)です。
”经”は、規範や原則という意味で、”义”は、 筋の通った論理,もっともな理屈という意味です。なので、天と地の永遠不変の真理といったとこです。
天经地义(tiān jīng dì yì)
意味
- 疑問の余地のない道理,絶対不変の真理
”絶対不変の真理”ってなんですかねぇ?
”絶対不変の真理”とは、 一つ目は「人は必ず死ぬ」二つ目は「自分の人生は自分しか生きられない」三つ目は「人生は一度限り」四つ目は「自分という存在はこの世にたった一人しかいない」ということです。
《左传·昭公二十五年》の一文“夫礼,天之经也,地之义也,民之行也。”から来ています。
周の敬王が太子によって都を追われた時、晋の覇家公は太子が、人の道を甚だしく踏み外したと思い、宋、魏、鄭の諸国に協力して周の敬王が太子を討ち、政権に復帰するのを助けた。 晋の趙襄が鄭の大臣であった大周季に儀礼とは何かと尋ねたところ、大周季は子安の言葉を引用してこう言った。"儀礼とは「天の経典、地の義」であり、人民が行動するための基礎である"。と言ったそうです。
この話の中に”大逆不道(dà nì bù dào)大逆無道である,倫理に背き道理を無視する.”という言葉が出てきますのでついでに覚えておきましょう。
例文: 学好科学文化知识是每个学生天经地义的事。(科学と文化を学ぶことは、すべての学生の当然の義務である。)
近意語:理所当然( lǐ suǒ dāng rán)千真万确(qiān zhēn wàn què)
反意語: 天理难容 (tiān lǐ nán róng):受け入れられない、容認し難い 。岂有此理(qǐ yǒu cǐ lǐ):そんなばかなことがあるか,そんな道理があろうか,もってのほかである,言語道断である.
天经地义は、述語、目的語、主語、連体修飾語をつくります。
それでは、次回の四字熟語で✋