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もうこれで忘れない四字熟語 その75 弄假成真

こんにちは、ゆうがです。もうこれで忘れない四字熟語の75回目は、弄假成真(nòng jiǎ chéng zhēn)です。

直訳すると「うそのことをしてまことになる」です。

弄假成真(nòng jiǎ chéng zhēn)

意味

  • うそが本当になる,うそから出た誠。

嘘を装っていたらほんとになっちゃったということなんですが、なんかドラマのなかの話みたいですね。

これは、宋代の邵雍《弄笔吟》の一文“弄假像真终是假,将勤补拙总轮勤。”から来ています。

邵雍(Shào Yōng):中国,北宋時代の哲学者,詩人。 康節はその諡(おくりな)。 一生任官せず,洛陽で市井の隠者として終わったが,司馬光,富弼(ふひつ)といった政界の重鎮や,程子兄弟(程顥(ていこう),程頤(ていい))などの学者と交友。

例:他怎么知道弄假成真?(彼は、そうして嘘からでたまことだとわかったの?)

近意語: 假戏真做(jiǎ xì zhēn zuò)

反意語: 画蛇添足 (huà shé tiān zú): 余計なつけ足しをする。弄巧成拙(nòng qiǎo chéng zhuō):賢こさをひけらかすつもりが愚かさをさらけ出す結果となる,うまく立ち回ろうとしてかえってしくじる。

弄假成真は、述語、目的語をつくります。

なかなかいいことで嘘からでたまことはないような、なってくれればいいですが・・・それでは、次回の四字熟語で✋