こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用語を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。
それでは、”ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ”の42回目です。
今日紹介する慣用句は鼻子不是鼻子脸不是脸 と 鼻子是鼻子眼是眼 です。
これらの表現は見た目や本質について語る際に使われることが多いです。今回はこれらの慣用句の意味、使い方について掘り下げてみましょう。
鼻子不是鼻子脸不是脸(bí zi bú shì bí zi liǎn bú shì liǎn)
この慣用句は、「その人の顔が認識できないほど変わってしまった」または「非常に怒っている様子」を表します。直訳すると「鼻は鼻ではなく、顔は顔ではない」となりますが、強い感情の表れを暗示しています。
意味
- 人がとても怒り、とても醜い顔になって、きつい物言いになること。
例文:她气得鼻子不是鼻子脸不是脸,简直认不出来了。(彼女は怒り狂って、まるで誰だかわからなくなった。)
日本語では「「怒髪天(てん)を衝(つ)く」なんて表現がピッタリかもしれませんね。
怒髪天(てん)を衝(つ)く: 怒り狂って髪が逆立っているという意味から、怒り狂っている形相をいう。
鼻子是鼻子眼是眼(bí zi shì bí zi yǎn shì yǎn)
この慣用句は、物事がはっきりしていて、誤解の余地がない状況を表します。直訳すると「鼻は鼻であり、目は目である」となり、事実が明確で、何も混同されていない状態を示します。
意味
- 物事をするのに筋道が通っていて、規則正しいこと。
- きれいな顔立ちをしているし、良い顔立ちをしていること。
例文:在这个问题上,我们要鼻子是鼻子眼是眼,不能混为一谈。(この問題においては、筋道を通し規則正しくして、ごちゃ混ぜにしてはならない。)
これらの慣用句は、中国の文学や日常会話でよく使用されますが、それぞれが伝える深いメッセージは、言語や文化を超えた普遍的な真実を示していますね。
すこし変わるだけで意味も違ってきますね。間違って使わないようにしないとですね。それでは、また!!
習ったことを旅先で練習しましょう!。