こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用語を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。
それでは、”ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ” 21回目です。今日の慣用語は、「白费蜡」です。
白费蜡(báifèi là)
白には、むだにと言う意味があります。费には費やすという意味があるので、直訳すると「ろうそくを無駄に費やす。」になります。
意味
- (ろうそくをむだに費やす→)むだ骨を折る,骨折り損である。
例:他是不会给我们帮忙的,你怎么找他也是白费蜡。(彼は我々の手助けなんかしないだろうよ,君が彼を訪ねても骨折り損だ。)
瞎子点灯(xiāzi diǎn dēng)という言葉があります。これは、歇后语(xiēhòuyǔ)といいます。目くらに点灯なので無駄なこと。すなわち、相手に白费蜡を推察させるというものです。
歇后语(xiēhòuyǔ)とは、(一種の言葉遊び)二つの部分からなる成句で,前のたとえの部分だけ言って後の部分を自然と推察させるしゃれ言葉。
日本語に徒労におわるなんてことばがありますよね。これも、意味は「骨折り損」です。中国語では、徒劳(túláo)になります。”徒劳无功・徒劳无益。(むだ骨を折って効果が上がらない。)”なんて使い方をしますよ。
最後に、”骨折り損のくたびれもうけ”は、中国語で”出力不讨好(chū lì bù tǎo hǎo)”と言います。”出力”の部分は、”费力””吃力”と言い換えることもできます。
”骨折り損のくたびれ儲け”良かれと思ってやったときに多いような気がします。それでは、また✋