中国語研究所(1日5分中国語)

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ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ その29 板で始まる

 

こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用語を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。

それでは、”ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ” 29回目です。今日の慣用語は、「板で始まる」です。

今日ご紹介するのは3つ。その1つめは

板凳没坐热(bǎn dèng méi zuò rè )

意味

  • 腰掛けが暖まる間も無く。

板凳は、「<背もたれのない>腰掛け.ベンチ」という意味です。人がある場所に滞在したのがひじょーにみじかいことを形容しています。別の言い方は、「屁股没把板凳坐热」になります。

例文:我不久又要上北京去,板凳没坐热,就要赶路。(私は、もうすぐ北京に行かなければならない、 まだ座も温まらないうちに、すぐ行くんだ。)

田舎の駅のベンチってこんな感じです。その2つめは

板面孔(bǎn miàn kǒng)

意味

  • むずかしい顔(になる).怒って表情をこわばらせる.仏頂面(をする)。

例文:房间,他板着面孔,一句话不说,十分严肃。(部屋で彼は厳しい表情で、一言もしゃべらず、とても真剣だった。)

”面孔”は、「顔」という意味なので、なんとなく想像できそうですね。その3つめは

板上钉钉(bǎn shàng dìng dīng)

意味

  • 事がすでに決まっていてもう変更はできないこと。

例:合同已经是白纸黑字,板上钉钉了。(契約書はすでに明らかで、変更は出来ない。)

白纸黑字(bái zhǐ hēi zì):白い紙に書かれた黒い文字,書面として表わされた確実な証拠。

「これは板の上に釘を打った」なので、もう動かせないのは、文字を見ても想像ができそうです。

板を表情に例えたり、そのまま板として使ったりと面白いですね。それでは、また✋