中国語研究所(1日5分中国語)

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ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ  その35 抱不平など

 

 

 

こんにちは、ゆうがです。このシリーズでは慣用語を紹介していきたいと思います。※内容は「通用惯用语词典」によります。

それでは、”ほんと会話中に慣用語ようでてきますわ”の35回目です。今日の慣用語は、抱不平などです。

抱不平(bào bùpíng)

意味

  • 義憤を抱く

義憤(ぎふん)とは、「道義に外れたこと、不公正なことに対するいきどおり」という意味です。

例文:他心里很替老刘抱不平。(彼は劉さんのために非常に義憤を感じた。)

打抱不平と打を加えると意味は「義憤に燃えて助太刀する」になります。

不平を抱くと義憤を抱くことになり、粗腿を抱くと

抱粗腿(bào cūtuǐ)

粗腿は、太い脚で、全体の訳は「太い脚をかき抱く」になります。

意味

  • 金持ちや権力者に取り入る

太い脚と権力者や金持ちがどうゆう風につながっていくのかわかりませんが

例文:那家伙没什么本事,就会抱上司的粗腿。(あいつはたいした能力がなく,上司に取り入ることしかできない。)

次は金娃娃を抱くとどういう意味になるのでしょう。

抱金娃娃(bào jīn wá wa)

金娃娃は、富や成果を表しています。

意味

  • 大きな成果を得る。大きな財産を得る。

例文:这两个订货合同签下来,公司也就抱回了两个金娃娃了。 (この2つの受注契約により、会社は2つの大きな成果を得た。)

最後に抱くのは、豚の頭です。どんな意味で使われるのでしょうか?

抱一颗猪头,找不到庙门(bào yī kē zhūtóu zhǎobudào miàomén)

「神様に豚の頭をささげようとしているのに、肝心のお寺が見つからない。」というところから、意味は

意味

  • 技術や強みはあるのにそれを発揮する場所が見つけられないこと。

「拿着猪头,找不到庙门」ということもできます。

抱くものによって、意味はいろいろ変わってきます。比喩的に使っているものが多いので抱いているものが何なのかを考えながら覚えてください。それでは、また!!